新亜光学工業のつくっている物は

カメラに関する光学部品

携帯電話、スマートフォンにカメラが搭載され、「写真（画像）あるいは動画を撮る」ということが飛躍的に身近になりました。
カメラの勉強をした人でなくても、気軽にきれいな画像が撮れるのは、撮りたいときに素早くシャッターを切れる、優れた「シャッターユニット」があるからです。
新亜光学工業のシャッターユニットは電子制御を採用しているため、低速はもちろん、高速のシャッタースピードまで広くカバーしています。
また、鮮やかな画像を捉えるために重要となる光量調節については、従来のものよりもかなり薄くした装置について特許を取得しています。
これにより軽量化や内部装置の増設が可能となり、小型で高機能なカメラの製造に役立っています。
さらに、光量調整装置を動かす駆動モーター関連についての特許も保有しており、自動的に調光を行う「オートアイリス」や「ステップアイリス」といった製品も排出しています。
この開発によりスマートフォンだけでなく、明暗の差が激しい野外に設置されることの多い防犯カメラなどの性能を飛躍的に向上させています。

カメラ以外にかかわる事業

「全ての光をアシストする」というモットーを掲げている新亜光学工業は、カメラの周辺部品以外にも光学技術を駆使した物を作り出しています。
その一つが、太陽光を活用したクリーンエネルギー発電にかかわる装置の製造です。
代表的なものとして太陽光パネルです。
昼間に太陽の光を利用して電力を充電し、日が落ちた後はその電力を利用する装置です。
発電の際に二酸化炭素が排出されないこの発電方法であれば、環境へのダメージも抑えられるというメリットもあります。
またインターネット等、通信の要となっている光通信を広く通していくために必要な光ファイバーケーブル、海外へ通信を広げるための海底ケーブルについても、研究、開発が行われています。
従来のものと比較して、丈夫で断線しにくいことで定評があります。
このように、生活に欠かせない分野での製品開発にも積極的です。
海外に支社や工場を設けているとともに業務提携などを活発に行っているため、高品質なうえにリーズナブルな製品提供も可能にしています。
国内だけでなく、海外からも評価が高いのはこういった理由があるからなのです。